答志島には、答志(とうし)、和具(わぐ)、桃取(ももとり)の3つの集落があります。
和具 Wagu
わたしが住んでいるのは、真ん中の和具です。冬はわかめ養殖、それ以外の時期はサワラ釣りの2本柱が基幹産業です。 追記:和具浦(わぐうら)と呼ぶこともあります。2018.05.15
人はみんなおおらかで、なんとなく、わたしのような移住者に対しても抵抗が無いように感じます。早くから町内、島内での婚姻だけでなく、他所からのお嫁さんを迎えていた背景が関係しているのかも知れません。
答志 Toshi
一番奥にある答志は、島の中で一番人口が多く、活気もあります。ちりめん加工と海苔養殖の業者が数多くありますが、それ以外にエビ引きやタコ壺、はえ縄などの漁業も行われます。
桃取 Momotori
鳥羽から一番近いのが桃取。牡蠣の養殖が盛んで、ブランド牡蠣「桃こまち」があります。ここは昔から半農半漁の生活をしているため、島で唯一農協があります。答志や和具と比べて、家の敷地が平均的に広く、農村のような風景も見られます。
農家色が出るためか、仕事が非常に丁寧で、県道の合同清掃の後には、桃取の割り当て範囲は一目でわかるほどにきれいになっています。(答志、和具の仕事はどうも大雑把になりがちです)
島の人たちが言うには言葉もそれぞれ違い、特に答志、和具の人たちには桃取弁が通じないとか。関東から来たわたしには、答志弁も桃取弁も一般的な三重弁もまだまだわからないので、ここら辺はもう少し慣れてきてから紹介できたら、と思います。
答志島にお越しの際は、ぜひすべての集落を回って、その違いを感じてみてください。
関連記事:海の性格、人の性格