こんにちは、答志島のいがちゃんです。ここ半年ぐらいネタ切れの感が否めないこのブログ。しかし、案外と初めて島に来るお客さんにも話すようなことで、このブログで触れていないこともあるな、ということに気づいたので、答志島の基礎的な部分について改めて紹介していきたいと思います。
答志島の大きな特徴は、路地がとっても狭いこと。こういう路地のことを島の人たちは世古(せこ)と呼びます。ほとんどの世古は普通の道路みたいにアスファルトなんて敷いていなくて、セメントで固めてあることが多いです。その為、一見「人の家の土地では?」と思うような世古も多いのですが、人ひとり手を広げたらいっぱいになりそうな幅の世古を普通に原付バイクが走っていたりします。
どこの家にも大体あるものなので、どの世古を歩いていてもじんじろ車が見つかります。それらを見比べてみると、実は一つ一つ形が違うんです。なぜなら、じんじろ車はみんなオーダーメイドだから。大きさ、高さ、持ち手の形にタイヤの太さまで、自分の好きなようにカスタムできます。その為お値段は張るのですが、島の鍛冶屋さんが一つ一つ作ってくれて、購入後のメンテナンスもしてくれるから一生ものなんです。
わたしもなんとなく一つ欲しい。これを持っていれば、より答志島の一員って感じがすると思うし、灯油(水道から出るお湯を沸かすのはガスでは無く灯油なので通年で必要なのです)を運ぶときにあったらいいな、といつも考えているし。値段のことを考えるとまだ先のことになりそうです。最近は市販の小ぶりな台車を使う人も多いのですが、やっぱり形もいいし、ズッシリしているし、じんじろ車がいいなあ。
コメントをお書きください