こんにちは、答志島のいがちゃんこと五十嵐ちひろです。今日は答志島の知られざるナイトライフについて明かしたいと思います。
飲み会タイムテーブル
まず、都市部での飲み会パターンと比較するために、わたしが移住する前のタイムテーブルを紹介します。
19:30 退社
20:00 居酒屋で飲み会
22:00 別の居酒屋で二次会
23:30 終電に合わせて解散
01:00 帰宅後に入浴
02:00 就寝
だいたいこんな感じが基本です。では現在わたしが住む答志島の人たちの飲み会タイムテーブルはどうかというと、下のようになります。
午後 沖から帰る・入浴
18:00 自宅で夕食
19:30 鉄板焼き系居酒屋で飲み会
21:30 スナックでカラオケ
23:00~01:00 解散・帰宅・就寝
わたしは、21:30のスナックあたりからスタートが多いです。一人でスナックへ行けばたいがい知った顔に会うので、適当に合流したり、お店の人と話したり。答志島で飲みに出かけるときに楽なのは、入浴を済ませて化粧もせずにあとは寝るだけの状態にして飲みに行けることです。埼玉に住んでいたときは電車乗って、駅から歩いて(徒歩7分の最寄り駅の終電を逃すと別の駅から40分くらい歩いた)、家に着いてから風呂に入って寝る。飲み会終わってからの労力が地味に堪えたので、飲み終わったらすぐ寝られるというのはすごく嬉しい。タバコの匂いがついて次の日もタバコ臭い髪の毛のまま過ごすことには耐えなければならないですけど。
飲む場所①鉄板焼き系居酒屋
飲み会をするような場所は大体3種類あります。上記のタイムテーブルで最初の飲み会とした「鉄板焼き系居酒屋」には、ハマウ(和具)、浜でん(答志)、チェック(答志)があります。お好み焼きや焼きそば、ホルモンなんかを食べながら飲むお店で一次会です。お店にはグループで行きますが、別の席に座っている人たちもみんな知り合いなので、ときにものすごく大きな飲み会みたいになります。
写真は御木曳の後に行った富士参りの踊りの打ち上げのときのもの。一緒に踊った女性たちとハマウで打ち上げをしていたのですが、後から入ってきた青年たちとも話しながら飲んで、一緒に歌い始めたりなんかして、めちゃくちゃ楽しかったなあ。還暦をこえた女性たちと20代の若者が普通に一緒に楽しく飲んでいる光景がいいなあ、って思います。
飲む場所②スナック
いわゆる田舎のふつうのスナックです。カウンターにママがいて、客は瓶ビールや焼酎水割りを飲み、カラオケができるお店。前述したような居酒屋で飲んだ後に流れてくるグループがいたり、一人や二人で来てカウンターに座って飲む人がいたり、観光客がコンパニオンさんと一緒に来ていたり。わたしの行きつけはいそ笛(和具)ですが、他に朋(答志)、みはま(答志)があります。
わたしはこの島に来てスナックデビューを果たしたのですが、みんな本当に歌がうまくてびっくりしました。スナックだと人前で歌うことになるので、歌の苦手な人はあまり歌いたがらないだろうし、必然的に上手い人ばかりが歌うようになるっていうのもあると思います。それにしてもセミプロもかくや、と思うような歌声がそこらじゅうにころがっている。「漁師は船の上で大声出すから声がいい」なんて解説をされるとなるほど、と思ってしまいます。
飲む場所③家飲み風の居酒屋
上記のスケジュールには出なかったタイプの居酒屋に、いりど(答志)、太助(桃取)があります。どちらも家飲みっぽさのあるお店で、カラオケができるので、その後はスナックには流れずそのまま長居するのが定番です。
いりどには友人や家族を連れて行ったことがありますが、皆口をそろえて居心地がいいと言います。元々仲間内で集まって飲んでいた場所で実際に開業した、という経緯のお店なので、あんまりお店で飲んでいる感じがしないのかも。
いりどを開いたメンバーの一人、かよこ姉のインタビュー記事はこちら(いがちゃんもちょっと話しているよ)
太助は、桃取の若者たちの憩いの場として賑わっているそうです。わたしはまだ行ったことが無いので、近々行ってみたいと思います。
その他の飲み場所
ロンク食堂(答志)やマルト食堂(答志)、寿司屋の大春(和具)なんかも、夜はお酒を飲むために行く人たちがいますね。後は、還暦や初節句などのお祝い事のの際には、旅館や喜久屋(答志)という元旅館の予約制の飲食店で宴会を開きます。その後他の居酒屋だとかスナックだとかに行く流れになります。
こんな感じの島での飲み方はとても心地よいです。人前で歌うからカラオケ上手くなったような気がするし、飲みの席で新しい答志弁を教えてもらうこともあるし。そりゃあたまにはワインバルとか、創作居酒屋とか、なんたらバーとか行きたいな、って思うけど。そんな欲求は、今度の帰省のときに解消しよーっと。
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