こんにちは、答志島のいがちゃんこと五十嵐ちひろです。先日友人夫妻が遊びに来てくれたのですが、道で会ったおじさんたちと少し話をしたら「ぜんっぜん何言っているかわからなかった!」と言われました。わたしは完ぺきに理解していたので、やっぱり島の言葉を解する能力は上がっているのだな、と感じます。
さて、今回は、そんな答志弁で表す人の性格について、紹介したいと思います。
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あんご
「ばか」とか「あほ」という意味。「ばかだなあ」という意味で「あんごよ」と言うのをよく聞きます。暗愚が由来なんでしょうね。また、人の名前みたいに「あんごさく」とも言います。「あのあんごさく!」みたいに。「あの大ばかやろう!」と言うよりマイルドに感じるのはわたしがネイティブスピーカーではないからでしょうか?
横着い
そのまま、横着なこと。横着はふつう形容動詞で使う言葉ですが、それを無理やり形容詞にする力技。他にも同じような例がありそうです。
おじくそ
「意気地なし」「弱虫」という意味。標準語圏で意気地なしという言葉を耳にする機会より、ここでおじくそというのを聞くことの方が多いように感じます。強さこそが正義みたいな、マッチョ思想が強い傾向にある土地柄かなあ、と思っています。
かしかい
なんか、これまでの3つが悪口ばかりなのですが、最後は誉め言葉を。「賢い」の発音が、ちょっと変わっただけ。「かしけー」ということもあります。みんな子どもの頃から知り合いだから、かしかい人は子どもの頃からかしかいし、あんごはずっとあんご。キャラ変や○○デビューがなかなかできないのがこの土地の特性ですね。
※追記:コメントで指摘がありました。「かしかい」は和具弁のようです。(2018.8.23)
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元島民 (木曜日, 23 8月 2018 00:56)
(かしかい)は、答志弁と言うより、和具弁ですね!
いがちゃん (木曜日, 23 8月 2018 08:53)
元島民さん
コメントありがとうございます。道理で和具のじいらが言うのしか聞いたことがないわけですね!気にしていないと、その集落でしか使わない、というのはなかなか分かりません。ありがとうございました!