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065 今日から答志の学生です! We are new students!!

こんにちは、4月ですが未だ暖房器具が手放せない五十嵐ちひろです。4月と言えば、新生活。わたしの場合は市役所の担当者の人が変わったくらいで、大きな変化はありませんが、今までとは全く違う生活を始める人たちがたくさんいますね。ここ答志島の小さな島民たちも、新生活をスタートしました。

祈祷をしているところ。ぴしっと起立の姿勢。

今日は答志小学校の入学式。答志島では、小学校の入学式の前に「入学報告祭」と言って、美多羅志神社で祈祷を行います。今日から答志の学生になることを神様に報告し、9年後、中学校を卒業するときに再び、今日で答志の学生生活が終わり、という報告をするのだそうです。

ちょうどよく拝殿前の桜が見ごろ
ちょうどよく拝殿前の桜が見ごろ

始まる前こそ思い思いに動いたりしゃべったりしていた子どもたちですが、ひとたび祈祷が始まると、だれもおしゃべりすることなく、しっかりと参加していました。

 

最期に、みんながしっかり勉強し、楽しく過ごせるように、また登下校の際に事故やけがのないように、と宮司さんがお祈りしてくれたお守りをもらいました。

お守りを配っているところ。

その後は小学校での入学式がありました。まず、6年生のにいら、ねえらに連れられて入場します。答志小学校では、入学式には全校生徒が参加します。

入場のシーン。

今年の新入生は全員で10人。その中には寝屋子の島離島留学の初めての留学生が1人います。春休みのうちから近所の子たちと遊びまわっているので、留学生って呼ぶより、もう和具の子でいいくらい。

名前を呼ばれて、返事をしながら起立する新一年生の子どもたち。

新入生の紹介では、名前を呼ばれると「はい!」と返事をしてその場に立つのですが、みんな本当に大きな声でお返事ができました。この後の校長先生のお話や来賓の祝辞でも、「おめでとうございます」と言われると必ず「ありがとうございます」と返し、「○○してくださいね」と言われると元気に「はいっ!」と答えていたので、本当に立派だなあ、と感心してしまいました。

そんな新一年生が退所したばかりの保育所には「にいら ねえら おめでとう」の横断幕が!
そんな新一年生が退所したばかりの保育所には「にいら ねえら おめでとう」の横断幕が!

校長先生は「かがやき」という言葉になぞらえて「かんがえる子」「がんばる子」「やさしい子」「きもちのよいあいさつができる子」になりましょうというお話をされました。来賓でいらしていた小竹教育長とは「自分でできることを増やす」「チャイムを守って学校生活を送る」「友だちといっぱい遊ぶ」ことを約束しました。教育長からは、2~6年生が歌った校歌の歌声が大きかったことも大変褒めていただきました。PTA会長さんからはそんな「2~6年生のにいら、ねえらのように立派な答志の子になってください」とのお言葉をいただきました。

校長先生は手作りのランドセルの中から「かがやき」の文字を出しました
校長先生は手作りのランドセルの中から「かがやき」の文字を出しました

在校生代表からの挨拶では「分からないことがあってもチャレンジしていきましょう」という言葉がありました。子どもたちがチャレンジできる環境を整えてあげることが、わたしたち大人の役目なのかな、と思います。

各季節でどんな行事があるのかなどが描かれた絵が体育館には貼ってありました。紅白幕よりこっちの方がいい!
各季節でどんな行事があるのかなどが描かれた絵が体育館には貼ってありました。紅白幕よりこっちの方がいい!

この1年生たちが「卒業報告祭」をするとき、わたしも島にいられたらいいなあ・・・。