こんにちは、答志の良いとこ発掘人こと五十嵐ちひろです。今日は答志のヘンなとこ発掘人になって、答志島の人々の不思議を紹介します。
① 集落間で張り合う
答志島には3つの集落があります。それぞれ気質が違っていて、お互いに自分たちはそれぞれ違う、と思っています。そしてそれぞれが自分たちのスタイルにプライドを持っていますから、何かと張り合います。島の人はみんなわたしが、答志、和具、桃取どこでも行くことは知っているので和具のおじさんに「答志ではこんなの無いだろ?」と言われたり、桃取のおばあさんが「答志や和具と違ってうちは~だから」という話をしていたり、「答志の言葉の方が桃取より分かりやすいだろ?」と聞かれたり、こまごましたところで、他集落を引き合いに出しては自分のところが一番だって主張してきます。わたしに言わせれば、それぞれ違ってみんな良いんですけどね。
② 海苔のオススメの食べ方がマヨネーズをつけて
現在海苔のシーズン真っ盛り!以前海苔の種付けの記事でもお伝えした通り、答志産海苔のおいしさは間違いなしです。もうそんじょそこらの海苔は一生食べられない、っていうくらい。そんな答志産海苔の新海苔が手に入ったときにオススメの海苔の食べ方として海苔屋さんが教えてくれたのが、「マヨネーズと醤油つけて、ご飯まいたらんまいぞ」でした。せっかくのおいしい海苔にマヨネーズかよ、と思ったら、次の日別の人にも同じ食べ方を勧められた!ので、答志では常識なのかも知れません、海苔にマヨ。実際試してみたらおいしかったので間違いではない。けど釈然としない。
③ 魚嫌いな人が多い
試しに答志島の人10人捕まえて「魚好きですか?」って聞いてみてください。10人中2人は「嫌い」と答えるでしょう。そして、2人は「生は無理だけどフライならいける」とか「貝なら大丈夫」とかなんか条件を付けて「嫌い」と言います。これだけ美味い魚がいくらでも食べられるところで嫌いになれるんだから、筋金入りだな、と逆に感心します。ちなみに漁師さんでも魚は獲る専門で食べない、という人がけっこういます。
④ 家の形をしていても納屋は頑なに納屋
島の人はみんな納屋を持っています。ハイ、いまあなたが想像した納屋、その形、それじゃありません。答志島の納屋って、見た目は納屋っぽくないんです。本当、納屋と呼ぶのが納得いかない家にしか見えない納屋がたくさんあります。物置として使うのがメインなので、用途が納屋だったら家の形していても納屋みたい。だって中には人が泊まれるような状態のものもあるみたいなんですよ。でも、わたしが「あれは家でしょう」と言うと必ず否定する。自分の家で納屋と認識しているものは納屋と呼ばなければならないらしい。
⑤ 和具だけ異様に夜が早い
和具地区の一般的な夕食の時間は16時半~17時くらいです。わたしはよく人に話すんですけど、大げさじゃなく15時台には夕飯作るいい匂いがそこら中から漂ってくるんですよ。夕食が早いので、必然就寝時間も早くなります。大体20時過ぎには寝静まっている家が多いんです。しかし、答志や桃取で夕食の時間を聞いてみると、18時半とか19時と言われる。なぜか和具のみが異様に早いという不思議です。
生活してみてわかる様々な島の「なぜ!!?」は、時間が経つにつれて慣れてしまうかも知れない。とっても貴重な気づきなので、大切にしていきたいです。
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山下 直樹 (木曜日, 25 1月 2018 17:42)
いい場所で日向ぼっこですね。ストーブもなかなかすばらしい。
ここでの話は話題が豊富ですね。
いがちゃん (金曜日, 26 1月 2018 16:05)
山下直樹さん
コメントありがとうございます。ストーブでは餅や芋や干物などを焼いて食べます。湯も温めて、焼酎お湯割りを作ります。
うそごとばかり話して楽しそうですよ。
ねぇ~ね (日曜日, 28 1月 2018 23:28)
マヨラーねえ~ねも知らなかった海苔の食べ方
早速届いた海苔でタメシテみます‼
いがちゃん (月曜日, 29 1月 2018 09:00)
ねぇ~ね
ご飯食べすぎるので気を付けて!