こんばんは。29歳独身、気ままな一人暮らし満喫中の五十嵐ちひろです。本日は、小さな子どもを持つお母さん気分を味わわせてもらいましたよ。
と言うのも、答志保育所で発表会があったのです。招待状とか名札とかが無くても誰でも入れます。答志保育所の名誉のために説明しておきますが、これはセキュリティが緩いというわけではなく、みんなが顔見知りなので通用するシステムです。でも一応招待もされていたんですよ。4さいのおともだちにね!
もう入場してきただけで会場はみんなニッコニコ。そして最初はおうたを歌ってくれました。3歳児さんはみんなご機嫌だけど、大きな子たちはちょっと緊張気味かも。
おうたの後は、楽器の演奏。ハーモニカや鍵盤ハーモニカ、シロフォンなどを演奏しました。演奏だけじゃなくて、振り付けもあったりなんかして、かわいさが際立ちます。
そして演奏のあとは、劇です。3歳児さん4歳児さんは「がいなおんび(大きなあわび)」5歳児さん6歳児さんは「ないた赤鬼」を演じます。セリフはみんな答志弁です。特徴的な答志弁が飛び出すたびに、会場が笑いで包まれます。
がいなおんびは、大きなかぶのあわびバージョンです。かわいらしい海女ちゃんが、あわび漁に出ます。最初に見つけたのは小さなおんび(あわび)。資源管理のため、生まれて2年程度のあわびは獲ってはいけない決まりになっていますが、そんなことは知らないちいさなおんびちゃんたちは、必死で逃げて竜宮城の保育所へたどり着きました。海女ちゃんに獲られないように、隠れる練習をします。
ちいさなおんびに逃げられてしまった海女ちゃん。「ちっちゃなおんびはとったらいかん!私はが~いなおんびをとってくるわ!」と海へ潜ります。
そこには本当にが~いなおんびがありました。一人では獲れません。テイ(旦那さん)に手伝ってもらっても、タイさんに手伝ってもらっても、タコさんに手伝ってもらっても、エビさんに手伝ってもらっても獲れません。さいごにしろめさんに手伝ってもらったら、無事がいなおんびがとれたのでした。ちいさなおんびちゃんたちも一緒にバンザーイ!
次の演目は、ないた赤鬼。みなさんよく知るお話ですが、舞台は答志島です。5月に大きなこいのぼりが飾ってあったり、祷屋祭で子どもたちが踊っていたりする様子を見て、赤鬼は答志の人たちと友だちになりたいと思います。「やさしい鬼の家です、みんな遊びにきてください」と立て札を出しますが、怖がって誰も遊びに来てくれません。
そこへ親友の青鬼が現れて、知恵をしぼります。思いついた作戦をきいて「あお君に悪いよ」と言う赤鬼。「あか君は朋輩やんか」と答える青鬼にウッ・・・!もう涙出てきました。
神祭で演芸をやっている所に青鬼がやってきて、めちゃくちゃに暴れまわりました。作戦通り、赤鬼はそれを止めに入ります。「あか君もっと強くたたけ!」ウウッ・・・!!
それを見ていた答志のとんびたち。1匹のとんびが青鬼の所業を非難しますが、もう1匹が言います。「本当はあお君やさしいないぞ(優しいんだぞ)」ウウウッ・・・!
青鬼の考えた作戦のおかげで答志の人たちと友だちになれた赤鬼でしたが、お礼を言おうと青鬼を訪ねて行くと「せっかく人間と友だちになれたのに、ぼくと仲良くしているときみが疑われてしまうから、旅に出ます」という立て札が。あお君・・・。ダメです。もう泣きました。なんでこんな泣ける話を子どもにやらせるんでしょう。ヤメテヨ、先生。
この後は合奏ダンスが続き、最後は手話付きのおうたでシメました。答志保育所は1歳から6歳の子を合わせて30人程度の規模の小さな保育所ですが、2時間たーっぷりいろんなお遊戯を見せてくれました。たくさん笑ってかわいさに癒された日でした。
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yasuko板垣 (日曜日, 10 12月 2017 20:42)
かわいい子供たちもはじけてるけど、ちひろちゃんもはじけてるね。テレビも観ましたよ。
いがらし (月曜日, 11 12月 2017 12:51)
板垣さん!ごぶさたしております。
コメントありがとうございます。テレビも見て下さったんですね。
こんな感じで頑張っております。