突然ですが、みなさん趣味ってありますか？わたしの趣味は、水彩画、手芸、映画鑑賞などです。きっと島暮らしを始めたら時間がたくさんあるだろう、通勤時間も短くなるし、外に遊びに出かけることも少なくなるし、と思っていたけれど、意外となかなか手を付けられなかった水彩画をようやく再開しました。
きっかけは、海苔屋のさっちゃんとのやりとりから。さっちゃんは大学で芸術を学んでいた経験もあり、クリエイティブで行動力のある女性です。最近子育てに少し余裕が出てきたので、バッグに絵を描いてみた、という話を聞きました。「いいですね！わたしもそろそろ絵描き始めないとな～、作品溜まったら二人で展示会やりませんか？」とわたし。その後やりとりを続けたところ、「せっかくだからみんなでやろう！」「他の島の人も誘おう！」「やるならやる気のあるうちにやろう！」という具合に話が進み、明日10月21日より「第一回リトアート展」を開催する運びとなったのです。
以前からシーグラスでアクセサリー作成をしていたみかちゃん＆もってぃー夫妻や、ものづくりが大好きなかよこ姉、研究者であり芸術家の岩尾博士なども誘い、なんとなく形になりそうな気配がしてきました。
リトアート展の名前は、そのまんま離島のアート展。離島にゆかりのある人たちが作った作品、なんでも展示して見てもらおうよ、というかるーい気持ちでやっているものです。少し欲を言うなら、せっかく4つある離島の住民同士仲良くできればいいよね、という気持ちもあります。また、どうしても娯楽の選択肢の限られている島の暮らしの中で、見つけようと思えばいくらでも楽しみはあると思うので、その可能性の一つとして島に暮らす人たちに見てもらいたいな、という気持ちがありました。
だから参加費は無料だし、主催者も宣伝活動を頑張らないし、備品もあるもの頼り。発表の場を作ること、これからも続けていくことを目的にやっていますので、小さな労力で小さな成功っていうのが、この催事のあるべき姿なのかな、と思います。
さて、第二回リトアート展の開催時期はまだ未定ですが、参加者は常時募集中です。今回は神島の方への声かけができなかったので、ぜひ神島在住もしくは出身の方に出品していただき、全4離島でのリトアート展にしたいと思います。
追記：中村欣一郎市長も漂着物を使ったアートでゲスト展示してくださいました。（2017.10.21）
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