こんにちは、離島への移住者いがちゃんです。みなさん、田舎暮らしや島暮らしと聞いて思い浮かべるのって、どんな生活ですか?やっぱり自給自足?自然との共生?
確かに島では畑をやっている人も多いし、魚介類は簡単に手に入りますから、自給自足できないことはないでしょう。
自然とは、共生というか、向こうが歩み寄ってくれないから一方的に支配されている感じです。海とか、天候とか。
わたし個人は、正直自然に惹かれて移住したわけではありません。もちろん海の美しさには魅せられたのですが、それは景色としての素晴らしさに惹かれたわけで、ちょっと違うんです。よく田舎は空気が美味しいって言うけど、埼玉の地元と答志島で吸う空気の違いも分からないくらいだし、(空気の清涼さは星がきれいに見えることで測っています)自然に対する関心が低いんでしょうね。
エコとかオーガニックって響きは好きです。オーガニックと書いてあるものを使ったり、身に着けたりすると、なんとなく豊かな気持ちになれます。だけど、島の生活はそういうものとはかけ離れている気がします。無農薬の野菜を作る人も、無添加の総菜を売る人も、オーガニックとか考えていないはず。
エコと言えば、島の中でのリサイクルゴミの分別は、互いにチェックし合いながらきっちりと行われるんですが、それもエコの観点からと言うよりは、本土に船で運んで処理されるため、回収する段階でしっかりと分けておく必要がある、って話で、環境問題への関心の高さからくるものとは違います。
エコでピースでオーガニックでロハスな生活がしたいなら、離島で暮らす前に少し立ち止まって考えてみる必要があるかも知れません。ただわたしが言えるのは、島暮らしって、面白い文化や伝統だったり、人との関わりだったり、自然以外の良さもあるってことです。
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