013　答志島オススメ撮影スポット5選（初心者編）The five photogenic spots for beginners

8月に入り、観光シーズン真っ盛りですね。

観光に行ったら、たくさん写真を撮りますね。昔は27枚しか撮れないカメラで、残りの枚数を気にしながらシャッターを切るタイミングを精査していましたが、今ではスマホの電池と容量さえ許せばいつでもどこでも写真が撮れて、その場で出来を確認できてしまいます。なんともいい時代になったものです。

答志島は、昔のカメラだったらあっという間にフィルムが足りなくなってしまうほど、フォトジェニックなスポットがたくさんです。

答志島の美しい景色に魅せられて移住した五十嵐ちひろが、答志島オススメ撮影スポットを5カ所紹介します。

答志島の先っちょです。

ここと愛知県の伊良湖岬をつなぐ線が、伊勢湾と太平洋の境目になるため、岬に立つと左右で潮の流れが違うのが分かります。その為常に強風が吹いていますから、カメラやスマホが飛ばされないように気を付けてくださいね。

晴れた日には渥美半島や知多半島がくっきりと見え、三重と愛知って直線距離だと随分と近いんだなー、ってことがわかります。また、より空気が澄んでいるときには、それらの先に富士山も見えるんですよ。

答志島で一番高い所にある展望台です。鳥羽の町、菅島、和具の街並みがよく見えます。ちなみにこのサイトのトップ画像もここからの写真。一番近い和具港からでも徒歩30分の上少し山登りする必要がありますが、抜群の見晴らしはその価値ありです。旅館で電動アシスト自転車を借りれば苦なくたどり着けますし、運よく親切な人を見つけられれば車で連れて行ってもらえるかも知れません。

桃取地区の前に広がる海は、とても穏やかで、静かな海の風景が楽しめます。反対側に見える浮島は無人島です。松の木の生えた小さな島は小島さんと呼ばれ、親しまれています。また、カメラを港の内側に向ければ、いくつもの船が並び港の情景を感じられます。桃取の港は西向きなので、天気とタイミングが良ければ、海に沈む夕日を眺めることができます。実はわたしは夕方に桃取に行く機会がなかなか得られないため、桃取からの夕日は見たことがありません。こちらの写真は桃取のパン屋さんに提供していただきました。

個人的にイチオシの場所です。初めて答志島に来た時にここからの景色に感動して以来、何度見てもそのたびに「美しい景色だな～」と感じることができます。潮が満ちているときと引いているときで違う顔を見せてくれるのも、大好きな理由のひとつ。島の人でも涼を取りに、またただ海を眺めに、ここに来る人は多いんですよ。堤防前のベンチに並ぶおじいさんやおばあさんにも声をかけてみてください。

答志島に来て街中に入ったなら、きっと細く入り組んだ路地にわくわくすることでしょう。この路地を荷物を持って行き来するために作られたじんじろ車が置いてあったり、古い井戸があったり、ちょっとした井戸端会議に出くわすこともあるかも知れません。各家に描かれた「まるはち」のマークも人に見せたくなってしまいます。どこかノスタルジーを感じるような、そんな島のすべての路地は絶好の撮影スポットです。

以上が、移住3ヶ月目五十嵐ちひろが自信を持ってオススメする撮影スポット5カ所です。ぜひ足を運んで、自分の目で楽しんだうえで素敵な写真を撮ってくださいね。あわよくば皆さんの撮った写真がSNSでバズって、観光客がわんさか！なんてことを期待しています。

※自然の写真は撮り放題！人物にカメラを向けるときは、一言声をかけてくださいね。

※路地は島民の生活空間です。ぜひ配慮ある行動をお願いします。

※追記：地図追加しました。（2017.8.11）