東京出張も兼ねて、数日帰省していました。
実はわれわれ地域おこし協力隊にも出張があるんですよ。
主に移住説明会や地域おこし協力隊の募集説明会への参加です。
今回は、大紀町、南伊勢町、紀北町、鳥羽市の三重県内4市町合同の移住交流会でした。
わたしは、答志島での暮らしについてや、なぜ移住したか、ということについて話しました。
そのときの様子はFacebookの、とばぐらしのページに出ています。ぜひ見てみてくださいね。
フォロー・いいね大歓迎です。
なぜ移住?
わたしは今29歳ですが、この年齢になると、なんとなくみんな人生の方向性が定まってくると思うんです。
結婚して、子供産んで専業主婦とか、バリバリ仕事してキャリアウーマンとか、我が道を突き進むアーティストとか、そういう人たちが周りにいるわけです。
そんな中、若いうちから地方移住するという人は身近におらず、そういう選択がどんな人生を生むのか、というサンプルがありません。
だったら自分で体験してみよう、と思い立ちました。
なぜ田舎?
わたしの育った埼玉県春日部市は、ごくごく一般的なベッドタウンです。
最寄駅の終電はちょっと早めですが、コンビニがあり、スーパーがあり、イオンがあり、病院があり、ドラッグストアがあり、カラオケがあり、なんの不自由もないまちです。
今年の3月までは東京の青山で働いていました。
都心に住んだことこそないものの、働いたり友達と遊んだりしていたため、トーキョーライフというのはそれなりに味わえたと思います。
2013年から2014年にかけての1年間はイタリアに住んでいました。
わずか1年の学生生活でしたが、一応は海外に住む、という経験をしています。
「ふつうの住宅地」「東京」「海外」で暮らしたことがある自分に足りないのは「田舎」だ!という思いが強くなり、田舎に暮らそうと決めました。
なぜ三重?
言わずと知れた海なし県ので生まれ育ったので、当然海への憧れを持っていました。
また、寒いのが苦手で、冬に雪が降るような場所は避けたい、との思いから三重県の沿岸が候補としてあがりました。
なぜ島?
もともと島への移住は考えていなかったのですが、移住の準備段階でお世話になっていた鳥羽市役所の移住担当者の方に「イチオシです!」と言われ、選択肢に入れました。
それに「移住します、島に」と言ったらインパクトがあっていいよなー、いう発想もあったところで、実際に来てみたらすごく面白い所で、景色はいいし、人はすてきだし、食べ物はおいしいし、きっと自分に合っているんじゃないかなー、と思い、決めました。
以上がなぜわたしが、なんの不自由もない埼玉のベッドタウンから「三重の」「田舎の」「島に」「移住を」決めたのか、という理由です。
近いうちに実際どんな流れで移住まで進んだかについても書いてみようと思います。現在移住を考えている人の参考になるかは分かりませんが・・・
余談ですが、5日ぶりに島に帰ってきたら、潮の香りを強く感じました。
「いままでマヒしていたんだな~」としみじみ思っていたら、次の日には感じなくなりました。
再順応早い。